パーク24とトヨタ自動車は、パーク24が展開する「タイムズカープラス」のサービスと、トヨタの都市交通システム「Ha:mo(ハーモ)」のシステムおよびパーソナルモビリティ「i-ROAD」を組み合わせたシェアリングサービスの実証実験を、「Times Car PLUS TOYOTA i-ROAD Drive」として、4月10日から当面9月末までの約6カ月間にわたり、東京都心部を中心に実施すると発表した。

トヨタ「i-ROAD」

この実証実験は、商業施設や観光スポットなどへの移動を中心とする利用状況や利用者の声をもとにサービスの有用性を検証するもの。「i-ROAD」の貸出場所は、パーク24が管理する「タイムズステーション有楽町イトシア」で、返却可能な場所は、「タイムズステーション有楽町イトシア」「タイムズ駒形第2ステーション」「タイムズ東京ドームホテルステーション」「タイムズ東京タワーサイド第2ステーション」「タイムズパレットタウンパーキングステーション」の計5カ所となる。利用方法は、有楽町で「i-ROAD」を借りて走行した後、上記5カ所のいずれかで返却するワンウェイ型となる。

同シェアリングサービスは、パーク24の「タイムズカープラス」法人会員およびポイントプログラム「TCPプログラム」のステージ2以上の個人会員が対象。同会員向けウェブ予約画面から「i-ROAD」の空き状況を検索・予約ができ、初回乗車時のみ事前講習がある。料金は15分412円で、最大2時間30分まで利用できる。