戦争で使われている軍装備の製造過程やテクノロジーに迫る番組『潜入!ミリタリー工場』(3話以降は毎週水曜23:30~)が、25日(第1話23:00~、第2話23:30~)からドキュメンタリーチャンネル「ディスカバリーチャンネル」で放送される。

『潜入!ミリタリー工場』

軍隊や沿岸警備隊、警察、消防士などが活動する危険な現場ではさまざまな兵器や道具が導入されている。同番組では工場に潜入し、ライフルや戦闘機、戦車、ホバークラフト、耐弾性のあるゴーグル、迷彩服、爆弾処理ロボット、ナイフ、ライター、軍用腕時計など製造過程を紹介するほか、機能的な特徴や歴史的背景にも触れる。全14話で毎話3から4種の軍需品が登場する。

紹介されるのは、コルト社のC7アサルトライフル、軽量で簡易ながら破壊力抜群のM252迫撃砲、20ブロック離れた場所にいる標的でも正確に撃ち抜くことができる狙撃銃・AX338、100年前とほとんど変わらない形のまま今も使われているM1911半自動式拳銃、正確に擲弾(てきだん)を発射し兵士たちの安全も確保できるM203グレネードランチャー、何十年も前から軍で頼りにされている50口径の機関銃・ブローニングM2重機関銃など、今も実戦で使われている各種兵器。

また、不発弾処理のスペシャリストたちが着用する防弾スーツ、麻薬捜査や人命救助などでも使われるエンジンつきパラグライダー・パラジェット、卵型の発火装置で山火事の消化に使われるドラゴン・エッグ、戦闘機に収納された救命ボート、鉄まで切ることができる救助装置・ジョージオブライフ、強力なアームを搭載した爆発処理ロボットなど、人命救助に関わる装備も。

そのほか、化粧品よりも高性能で敵から身を隠すことができるカモフラージュ・フェイスペイント、布や糸や草木などを使い敵に発見されないようにする迷彩服・ギリースーツ、敵の目を欺くだけでなく、かっこよさも追求したカナダ軍のデジタル迷彩・CADPAT、水陸両用装甲車・バイキングBvS10、湾岸戦争で活躍した105mm砲のM68、最新テクノロジーと革新的機能が盛り込まれて改良される米軍主力戦車・M1エイブラムス、1970年代から世界各国の空を駆けてきたF16戦闘機など多種多様な軍需品が取り上げられる。



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