JR東日本は18日、「東京駅開業100周年記念Suica」の申込受付状況について発表した。最終的な申込受付枚数は計499万1,000枚。当初の発売枚数の約330倍となった。
「東京駅開業100周年記念Suica」は当初、1万5,000枚限定で、東京駅が開業100周年を迎える2014年12月20日に同駅丸の内南口での発売を予定していた。しかし当日、東京駅周辺に購入希望者が殺到する事態となり、販売中止に。その後、インターネットまたは郵送での申込みにて、希望者全員に販売することが発表され、1月30日から申込受付が開始された。
2月2日にも申込受付状況が発表されており、その時点では申込受付件数75万6,916件、申込受付枚数169万5,343枚とされていた。
「東京駅開業100周年記念Suica」の申込受付期間は2月9日をもって終了。今回は期間終了後の最終的な申込受付状況が発表され、1月30日から2月9日までの11日間で申込受付件数226万5,000件、申込受付枚数499万1,000枚(内訳はインターネット425万枚、郵送74万1,000枚)に及んだ。当初の発売枚数のみならず、今年度内に発送可能とされた枚数(約10万枚)も大幅に上回る結果となった。
商品の発送時期に関して、今年度内の発送可能予定数(約10万枚)分については抽選で決定し、2月下旬に発送される専用払込票(支払期限は3月9日まで)で購入手続きを行うことで、3月19日以降に商品を順次発送するとのこと。
抽選に漏れた購入希望者については、「3月上旬までに、2015年6月中旬頃からおおむね2016年3月頃までの間に順次発送する旨のご連絡をさせていただきます」とJR東日本。さらに商品の発送時期など具体的なスケジュールに関して、「再度抽選を行い決定させていただいた上で、2015年4月頃までにお客さまにお知らせいたします」としている。