カルピスはこのほど、「20代独身OLの"ひなまつり"に関する意識と実態調査」の結果を発表した。同調査は2014年12月10日~11日、国内に居住する20代独身OLを対象として実施。両親と同居618名、一人暮らし618名の回答を得た。

大学生よりも社会人のほうがひなまつりをしている

2人に1人がひなまつりのお祝いを実施

「社会人になってからもひなまつりのお祝いをしているか」を尋ねたところ、「毎年している」が14.4%、「時々している」が14.1%、「たまにしている」が16.6%で、合わせて45.1%が「している」と回答した。居住スタイル別に見ると、両親と同居している人は約6割が、一人暮らしは約3割がお祝いをしていることが分かった。

一人暮らしでも3割がひなまつりをしている

次いで、ひなまつりのお祝いをしている人に「どこでしているか」を尋ねたところ、「自宅(実家)」が84.4%。以下「一人で暮らしている部屋」が15.3%、「友人宅」が5.2%などとなった。「自宅(実家)」でお祝いをしている人の割合を居住スタイル別に見ると、両親と同居している人はほとんど(97.8%)が自宅だったが、一人暮らしの人でも約6割(58.9%)が実家でお祝いをしていた。

過半数の父親がひなまつりに参加

ひなまつりのお祝いをしている人たちに「父親の参加状況」について尋ねたところ、「参加している」が22.8%、「まあまあ参加している」が30.0%で、過半数の父親がひなまつりに参加していた。

毎年ひなまつりをしている家庭の8割近くが父親も参加

また、ひなまつりのお祝いの実施頻度と父親の参加率の相関について調べたところ、「たまにしている」では参加率が30.3%、「時々している」では55.2%、「毎年している」では76.4%と、実施頻度が高くなるほど父親の参加率も高くなっていることがわかった。

理想の結婚相手は「今の彼氏」より「自分の父親」

「父親との現在の関係」について尋ねたところ、「良い」が38.7%、「どちらかといえば良い」が35.9%となり、74.6%が肯定的に回答。一方「悪い」は3.2%、「どちらかといえば悪い」は5.4%で、否定的に答えた人は8.6%だった。

父親のことを嫌いな娘は少数派

また「父親のことが好きかどうか」を聞いたところ、「好き」が39.6%、「どちらかといえば好き」が31.9%となり、やはり7割強が父親のことを好意的に思っていた。「嫌い」は3.9%、「どちらかといえば嫌い」は4.9%だった。

「理想の父親」は誰か自由回答形式で質問したところ、「自分の父親」が128人と、2位の「関根勤」(44人)、3位の「所ジョージ」(34人)を大きく引き離しての1位となった。また、「理想の結婚相手」についても、理想の父親と同様に「自分の父親」が70人で1位。2位の「いまの彼氏」(45人)、3位の「西島秀俊」(17人)を大きく上回った。

自分の両輪は夫婦の理想像と考えている娘が半数

「父親と母親は理想の夫婦像か」という問いには、「そう思う」が20.2%、「どちらかといえばそう思う」が29.6%で、49.8%が肯定的に回答。対して否定的に回答した人は29.9%だった。ひなまつりのお祝いの実施状況との相関を分析したところ、お祝いをしている人の55.9%が肯定的に回答したのに対し、お祝いをしていない人は44.9%となった。