りそな銀行はこのたび、2月2日より大阪府と連携し「りそな『円安対策資金』融資制度」の取扱いを開始すると発表した。

昨今の急激な円安の進行により、輸出の増加や原材料価格の高騰に伴う運転資金など、中小企業等の取引先の資金需要は増加しているという。

りそな銀行は引続き円安の影響を受けている中小企業に対する積極的なサポートを行っていくとしている。

りそな『円安対策資金』融資制度の主な特徴

総額50億円の新設ファンド

  • 同制度融資は大阪府内で事業を営む中小企業を対象に、大阪府が2011年度から実施している「金融機関提案型融資」制度を利用し、新たにファンドを組成したもの

スピーディな融資審査を実現

  • 専用の事業計画書などを利用し、中小企業などの取引先の資金需要をいち早く把握、スピーディな融資審査と提案につなげる

円安に関する様々な資金需要に対応

  • 輸出増加や売上の増加に伴う運転資金のほか、原材料の高騰や輸入品の価格競争力低下を背景とした資金繰り対応資金など、利用できる要件を幅広く設定、円安に関する様々な資金需要に応える

審査の結果、希望の融資・条件などに添えない場合がある。