ビジコムは27日、免税書類作成システム「あっと免税」にWindows版を追加し、正式販売を開始した。

同システムは、既存のPOSレジから出力されるレシートと組み合わせることで、簡単に外国人観光客向けの免税書類を作成することができる。手書きで書類作成する場合に15分以上かかる作業を1分に短縮するという。現在店舗で使用しているPOSシステム全体を見直す必要はなく、手軽に免税書類作成ツールを導入することが可能となっている。

免税書類の作成方法は、「あっと免税」を立ち上げ、顧客のパスポートをパスポートリーダーで読み取った後、必要情報をタブレットまたはパソコンなどから入力し、購入記録票・誓約書をレシートプリンタで発行する。日本語、英語、中国語、韓国語だけでなく自由に言語を追加することができる。

「あっと免税」概要

ソフトウェアの価格は1台当たり月額980円(税別、以下同)。専用周辺機器の価格(買取)は、パスポートリーダーUSBセットが13万円、パスポートリーダーBluetoothセットが20万円。また、ハード保守とソフトサポートが付いた月額1万2,000円のレンタルプランも用意する。対応OSは、Android 4.4/5.0、Windows 7/8。