日清オイリオグループは2月23日、家庭用食用油2品を発売する。

「日清アマニ油」(左)、「日清エキストラバージンココナッツオイル」(右)。各オープン価格

「オメガ3脂肪酸」「中鎖脂肪酸」を含む食用油

新商品は、健康に役立つ食用油をそのまま飲む、飲みものに入れる、パンに塗るなど、加熱せずに生のまま日常的に摂取するという使い方に対応するもの。

「日清アマニ油 145gフレッシュキープボトル」は、小さじ1杯(4.6g)に「オメガ3脂肪酸(α-リノレン酸)」が2.5g含まれた食用油。小さじ1杯で、成人1日当たりの摂取目安量(厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2015年版)」)1.6~2.4gを満たすことができるという。α-リノレン酸は、体内でつくることができず、食品から摂らなければならない必須脂肪酸で、オメガ3脂肪酸の一種。

容器には、開封後も酸化を防ぎぐ二重構造の「フレッシュキープボトル」を採用。一滴からでも注げ、ピタッと止まるため、液ダレしにくく欲しい分量だけを注げる構造とした。容量は、毎日小さじ1杯を使用した際に約30日で使い切れる145g。賞味期限は1年。オープン価格(店頭想定価格1,000円前後・税込)。

「日清エキストラバージンココナッツオイル 130g瓶」は、小さじ1杯(4.6g)で、中鎖脂肪酸が2.8g摂取できる食用油。中鎖脂肪酸は、ココナッツやパームフルーツに含まれる天然成分で、母乳や牛乳にも含まれ、通常の脂肪酸と比べて食後エネルギーになりやすい特徴を持つという。この特徴を活かし、医療用途や高齢者・介護食品、健康オイルなどにも使われている。

ココヤシ果実の胚乳を低温で搾っただけの一番搾りオイルの中でも、ココナッツの香り立ちが豊かで、酸度の低いオイルを厳選したエキストラバージンココナッツオイル。APCC(Asian and Pacific Coconut Community)が定めるバージンココナッツオイル規格よりも厳しい規格を設け管理しているという。

トーストに塗る、コーヒーやシリアルに加えるなど、そのまま使えばエキストラバージンココナッツオイルの甘い香りをストレートに味わえる。また、炒めものや卵焼き、カレーなどの加熱料理やケーキ、フレンチトーストなどのスイーツにも使用できる。容器は毎日小さじ1杯を使用した際に、約30日で使い切れるサイズとした。賞味期限は1.5年。オープン価格(店頭想定価格1,000円前後・税込)。