マイボイスコム12月11日、3回目となる「結婚」に関するインターネット調査の結果を発表した。調査は11月1日~5日、10,345件の回答を集めた。

「結婚についての考え方」

「必ずしも結婚する必要はないと思う」は36.3%

「結婚についての考え方」を聞いたところ、結婚は「しなければいけないと思う」は5.6%、「できればした方がよい」は52.0%で、いずれも男性の方が多い。「できればした方がよい」は50代以上で6割弱を占め、他の年代より多くなっている。

「必ずしも結婚する必要はないと思う」は全体の36.3%。女性の方が多く、男性では年代が低いほど多く、10代では5割を占める。女性の20~40代では「結婚はできればした方がよい」「必ずしも結婚する必要はないと思う」がいずれも各4~5割で、意見が分かれている。

結婚相手と出会ったきっかけは「職場」「紹介」など

「結婚の予定・意向」

続いて、「結婚の状況、結婚した時期」について聞いた。結婚している(入籍している)人は64.9%、していない人はが28.3%。結婚した時期は、「1984~1993年」が20.7%、「1983年以前」が24.6%でボリュームゾーンとなっている。

入籍している人に、結婚をしようと思ったきっかけを聞いたところ、「結婚したい相手がいた」(66.6%)の他、「家庭・家族を持ちたかった」「年齢を意識して」「子供が欲しかった」が各2~3割で上位にあがった。女性20・30代では、「子供が欲しかった」が他の年代より多く、20代では「子供ができた」が3割弱みられる。

配偶者と出会ったきっかけは、「職場関係」(34.9%)が最も多く、「友人・知人等の紹介」「学校」「お見合い」が続く。20代では「学校」が2割強で、他の年代より多くなっている。

結婚したいと思わないのはなぜ?

「結婚したいと思わない理由」

結婚していない人のうち、「結婚はしたいと思わない」は37.9%。20・30代では各2~3割、男性40代以上では4割、女性40代では5割弱、女性50代以上では7割となっている。「結婚はしたいが、特に何もしていない」は39.5%、20~40代で各4~5割。「約束はしていないが、結婚を意識して付き合っている相手がいる」は、女性20代で2割弱みられる。

結婚したいと思わない人に、その理由を聞いたところ、「一人の方が気が楽」(47.0%)が最も多く、「自分の都合で生活できない」「結婚願望がない」が各4割、「結婚の必要性を感じない」が4割弱で続く。「経済力がない・経済的に不安定」「家族を養う責任が生じる」「仕事が不安定」は男性、「結婚の必要性を感じない」「義父母や親戚などとのつきあいが面倒」「今の生活で十分幸せ」は女性で多く、それぞれ10ポイント以上の差があった。