コルグは、全部の鍵盤にループなしステレオサンプルを駆使した新ピアノ音源"SGX-2"をはじめ、9種類の音源と総容量21GBの膨大なプリセット波形を採用した最新ミュージックワークステーション「KRONOS」を発売した。価格はオープンプライス。

「KRONOS」は、新開発のピアノ音源などを搭載した最新ミュージックワークステーション。鍵盤数などの違いにより61鍵、73鍵、88鍵の3モデルがラインアップされる

同製品は、スタンダードなジャーマングランド、明るい音色が特徴のジャパニーズグランドに加え、重厚感のあるベルリングランドを搭載したピアノ音源を収録。非常に繊細な音の表現をも可能にした12段階のベロシティスイッチ、ストリングレゾナンス、新録音のウナコルダ(ソフトペダル)など、アコースティックピアノのあらゆるニュアンスを逃さない表現力を備えている。

また、8インチSVGAの大型カラー液晶に直接画面に触れて操作ができるタッチビューグラフィカルユーザーインタフェース、リアルウェイテッドハンマーアクションの「RH-3」鍵盤(88鍵、73鍵モデルのみ)なども採用。さらに、一流ミュージシャン自身が使う貴重なサウンドを提供した「アーティストシグネチャープログラム」、およびロック/ポップスの定番曲の名前がついた「ソングプログラム」も搭載。なお、100タイトルを超えるラインナップを誇る専用音源ライブラリー「KRONOS Sound Libraries」による音源の拡張も行える。