日立マクセルは12月3日、カセットHDD「iV(アイヴィ)」の再生専用プレーヤー「VDR-P300」を発表した。発売は12月10日で、価格はオープンとなっている。推定市場価格は14,800円前後(税別)。

「VDR-P300」

日立の液晶テレビ「Wooo」や日立マクセルのブルーレイディスク(BD)プレーヤー「アイヴィブルー」などiVDRスロットを搭載する機器でカセットHDD「iV」に録画したテレビ番組を再生できるプレーヤー。本製品自体は録画機能を搭載していない。

iVはiVDR規格に準拠したコンパクトサイズのカセット式のHDD。コンテンツ保護技術「SAFIA」に対応しているため、ある機器で録画したデジタル放送を別の対応機器で再生することができる。

本製品はDLNAクライアント機能を搭載しているのも特徴。リビングのレコーダーで録画した番組を寝室にあるVDR-P300を使って視聴するというように、ホームネットワーク内の他機器で録画した番組を再生することができる。

ネットワークは10BASE-T/100BASE-TXの有線接続に対応する。そのほか、USB 2.0のポートも備えており、USBメモリに保存されている写真や動画を再生することもできる。出力インタフェースはHDMIを装備。

サイズはW280×D198×H39mm(突起部含む)、質量は約865gとなっている。