楽天グループの結婚情報サービス会社、オーネットはこのほど、全47都道府県において実施した「結婚」に関する意識調査の結果を公表した。

「"そろそろ結婚したら?"と誰から言われますか?」(男女合計回答)

同調査は、25歳から39歳の一般独身男女を対象に、2012年11月から2014年6月にかけてインターネットを利用したクローズ調査で実施。6,232名のサンプルを得た。

独身女性へのプレッシャーが強い地域は?

同調査では、全国に住む男女を取り巻く結婚に関する状況において、特に周囲の誰から「そろそろ結婚したら?」と言われるのかを、トピックスとして取り上げた。

「"そろそろ結婚したら?"と誰から言われるのか」について、「誰からも言われない」という回答は、独身男性平均52.3%に対して、独身女性は41.5%だった。この結果から、男性よりも女性の方が、何かしら周囲から結婚について話題にされたり、プレッシャーを受けたりしていることが伺えた。

実際に誰から言われるのか内訳を見てみると、独身男性・独身女性、どちらにおいても「母親に言われる」という回答が一番多く、男女合計で全体の59.8%に上った。男女差が現れたのはその次で、独身男性の場合は「父親」、「職場の人」と続いた。一方、独身女性は「職場の人」、「友達」となった。

「"そろそろ結婚したら?"と誰から言われますか?」(男女別回答)

「誰からも言われない」という回答は、四国地方が4県平均で28.5%。続いて九州地方の8県平均が35.7%、甲信越の3県平均が36.4%、首都圏の4都県平均が37.1%となった。それに対して、北海道では53.6%が回答。四国と比べると倍近い差が生まれていることがわかった。

「"そろそろ結婚したら?"という設問に対し、"誰からも言われない"割合」(地域別)

「そろそろ結婚したら?」と誰から言われるのかを聞いた設問に対し、男女双方で「誰からも言われない」という回答が最も多く、全体の46.8%を占めた。