米Corningは20日(現地時間)、新しい強化ガラス「Corning Gorilla Glass 4」を発表した。傷を付けた後の残留強度の測定値で、競合するアルミノシリケートカバーガラスの2倍以上の耐傷性を備えるという。既にサンプル出荷が行われている。

落下試験のイメージ

Corning Gorilla Glass 4は、同社独自のフュージョンドロー製法で製造され、耐久性や透明度は従来と同等ながら、落下時の耐久性を改善した強化ガラス。日常生活での落下損傷に対処する目的で開発された。

新たに用意された落下試験では、1mの高さからカバーガラスを下面にして落下させ、荒く加工された床面と接触させた場合で、競合ガラスに比べ最大2倍の耐傷性が確認されたという。これにより、屋外使用時での落下破損などの耐久性が向上したと強調されている。