フォード・ジャパン・リミテッドは、同社のコンパクトカー「フォーカス」に先進のドライビングサポートシステムを搭載したモデル「フォーカス スポーツ ドライバー アシスト パッケージ」を追加し、販売開始した。同時に既存モデルの「スポーツ」も価格を値下げする。

フォード「フォーカス」

今回追加される「フォーカス スポーツ ドライバー アシスト パッケージ」は、縦列駐車時に超音波センサーで駐車可能スペースを検知し、ステアリング操作を自動で行う「アクティブ・パークアシスト」や、前後の障害物を知らせる「フロント&リバースセンシングシステム」を装備したモデル。前方の車両と一定の車間距離を保ちながら設定速度に従って加減速を自動で行う「アダプティブ・クルーズコントロール」も装備する。

「フォーカス」は、フォードの「One Ford戦略」の下、グローバルに展開するモデルで、単一車名として2012・2013年の2年連続で、世界で最も売れた乗用車(米Polk社の調査)となった。日本でもキネティックデザインによるエクステリアデザインと優れたドライビングパフォーマンスが高く評価されている。

価格は、「フォーカス スポーツ ドライバー アシスト パッケージ」が307万円(税込)。既存モデルの「フォーカス スポーツ」は、301万3,714円だった価格を286万円(税込)に改定する。フォード・ジャパンでは、今回の機種追加および価格改定によって、さらなるフォーカスの販売強化とブランド認知向上を図る考えだ。