河合楽器製作所は、音楽ソフトウェアの最新版「スコアメーカー9」シリーズを発売した。価格はオープンプライス(同社オンラインストア価格は、「スコアメーカー9 Pro」が4万8,340円、「スコアメーカー9 std」が3万860円、「スコアメーカー9 Lite」が1万6,460 円/Proおよびstdにはアカデミック版あり)。

「カワイ スコアメーカー9」は、印刷楽譜をスキャナで読み取り、電子楽譜を作成する音楽ソフトウェアの最新バージョン。異なる2種類の認識エンジンを駆使しての認識率の向上させるハイブリッド認識を採用した

同製品は、印刷楽譜をスキャナで読み取り、電子楽譜を作成する音楽ソフトウェア。最新バージョンでは、認識エンジンそのものの改良をはじめ、印刷楽譜に強い認識エンジンと、手書き風楽譜に強い認識エンジンのふたつを駆使し、一度の認識フローの中で同時に使うことができるハイブリッド方式を搭載した。さらに、ピアノ、オルガン、ギター、ストリングスなどの音色の音質をグレードアップした新音源も備えている。

また、キーボードを使った楽譜作成「ステップ入力」機能の強化など、パソコンキーボード時の操作性も向上。さらに、Pro版では発想標語の拡充、数字譜やコードダイアグラムの機能改良も行われている。加えて、オプションの「拡張キットシリーズ」には、楽曲を分析する「分析拡張キット」が新たに追加された。対応OSは、Windows 8.1/8/7/Vista 日本語版(32bit/64bit)。