アカデミー賞女優のヘレン・ミレン主演『マダム・マロリーと魔法のスパイス』(11月1日公開)で、製作を務めたスティーブン・スピルバーグらスタッフ陣による解説を合わせた特別映像がこのほど、公開された。

ヘレン・ミレン演じる主人公のマダム・マロリー

本作は、マダム・マロリー(ヘレン・ミレン)が経営する伝統的なフレンチ・レストランと、道を隔てた真ん前に新たにオープンした、インドから移住してきた頑固な父と息子ハッサン(マニッシュ・ダヤル)たち一家が経営するインド料理店が巻き起こす攻防戦を軸にした物語。

マダム・マロリーは、ミシュランで1つ星を獲得している自分の店に、もう1つ星を増やすことを目指して日々奮闘中。そんなある日、ハッサンとその家族が経営するインド料理店がオープンする。マダム・マロリーは、ライバル店の父に敵意を燃やし、2つのレストランによる戦いは激化するが、ハッサンが亡き母から譲り受けた魔法のスパイスと絶対味覚のセンスが、両店主の心を溶かしていく。

このたび公開された特別映像は、本作の軸となっている老舗フレンチ・レストランと、向かいにオープンした新興インド料理店とのコミカルな攻防にフォーカスした内容。互いにライバル視し合い、戦場と化した両キッチンの様子と、スピルバーグら豪華スタッフ陣による解説を合わせた映像となっている。

まず、製作のスピルバーグが「インドからやってきた一家がレストランを開く。よりによって向かい側のレストランは、マダム・マロリーの店」と物語の始まりを説明し、製作のオプラ・ウィンフリーが「彼女はライバルの出店を許さない」と補足。主演のヘレン・ミレンも「攻防戦は激化する」と伝え、ラッセ・ハルストレム監督は「異文化の衝突だ」と語っている。

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