アスクは29日、Synology社製の4ベイNASサーバ「DiskStation DS415+」を発表した。10月上旬より発売する。価格はオープンで、店頭予想価格は80,000円前後。

DiskStation DS415+

4台の2.5インチ / 3.5インチHDDを内蔵できるNASサーバ。ビジネス向けのメールサーバやVPNサーバに適しており、クラウドソリューションと連携してのデータ管理 / バックアップといった用途に役立つ。クアッドコアCPUの搭載でデータ転送を高速化しているほか、ハードウェア暗号化エンジンにより保存データのセキュリティも高めている。転送速度はリード最大228MB/s、ライト最大233MB/s。

独自の管理ツール「Disk Station Manager」や、iOS / Android向けの専用アプリも用意。ルータのポート転送設定なしで外部からデータにアクセスできる「クイックコネクト機能」も利用できる。RAID機能にも対応しており、RAID 0 / 1 / 5 / 6 / 10 / BASIC / JBODが設定できる。冷却用に92mmファン×2基を内蔵。

最大40台までのiPカメラ接続にも対応。対応解像度 / フレームレートは、H.264の場合2,591×1,944ドット / 200fps、2,048×1,536ドット / 250fps、1,920×1,080ドット / 480fps、1,280×800ドット / 1,200fps。MJPGでは2,591×1,944ドット / 60fps、2,048×1,536ドット / 100fps、1,920×1,080ドット / 150fps、1,280×800ドット / 300fpsとなる。

主な仕様は、CPUがIntel Atom(2.4GHz)、メモリがDDR3 2GB、インタフェースはGigabit Ethernet対応有線LAN×2、USB 3.0ポート×2、USB 2.0×1、eSATA×1、最大ユーザアカウント数は2,048、最大同時接続数は512。本体サイズはW203×D233.2×H165mm、重量は約2.05kg。