Google Chrome runs web pages and applications with lightning speed. |
Google Chromeチームは8月28日(米国時間)、「Chromium Blog: Mac Chrome: When I'm Sixty-Four (Bits)」において、Mac OS X向けに提供しているGoogle Chromeのベータ版が32ビット版から64ビット版へ変更になると伝えた。次のベータ版のアップデートで自動的に32ビット版から64ビット版へ切り替わると説明がある。
GoogleはすでにWindows版のGoogle Chromeに関しては64ビット版の提供を開始している。64ビット版は32ビット版と比較して起動時間が短く、パフォーマンスも向上し、さらにセキュリティ的にも好ましいとされている。これまでGoogle Chromeは32ビットで動作していたため、さまざまな面で不利な面を抱えていた。
64ビット版にアップグレードされた以降は、32ビット版のNPAPIプラグインは使用できなくなる。かわりに64ビット版のNPAPIプラグインを使用する必要がある。また、Google Chrome 38以降はMac OS X版は64ビット版のみが提供されることになるため、初期のIntel Macを使っている少数のユーザに関してはGoogle Chrome 37安定版が最終版になる見通し。