8月5日から8日まで北海道・東川町を中心としたエリアで「本戦」が開催された「写真甲子園」において、愛知県立津島東高校が優勝した。同校の優勝は初。得意とするモノクロ写真が高く評価された。なお、本稿下部に同校の写真甲子園・本戦における作品をすべて掲載している。

優勝を喜ぶ津島東高校の選手たちと監督。「もともとモノクロを得意とする3人、それぞれ最高の写真が撮れた」(キャプテン・河野充希選手)

写真甲子園は、高校生が3人1組のチームを組み、複数枚を一組にした写真で競い合うフォトコンテスト。本戦には全国から選出された代表18校が、写真の町である北海道・東川町に集結した。

本戦は、3日間で2時間程度の撮影ステージを5回行い、各日のテーマに沿った8枚の組写真によって競われた。審査委員は写真家の立木義浩氏、竹田津実氏、米美知子氏、フォトコン編集長の藤森邦晃氏、北海道新聞社写真部長岩井直樹氏の5名が務めた。

準優勝は埼玉栄高校(前回優勝校)、優秀賞の5校は沖縄県立浦添工業高校、香川県立坂出高校、石巻市立女子高校、埼玉県立芸術総合高校、北海道江別高校が選ばれた。本誌では、現地レポート記事を後日掲載する予定だ。

「ぬくもり」 津島東高校 ファーストステージ作品

「あめあがり」 津島東高校 セカンドステージ作品

「人情」 津島東高校 ファイナルステージ作品

※ 作品写真、すべて写真甲子園実行委員会提供