アイシン精機の寝具ブランド「ASLEEP」(アスリープ)はこのほど、「睡眠に関する実態」調査の結果を発表した。同調査は6月24日~26日、全国の18歳~69歳男女を対象としてインターネット上で実施。1,026名の回答を得た。

平日の夜に7時間以上寝ている人は1割台

平日の睡眠時間、68%は5時間から7時間。5時間未満の人は約5人に1人

「平日の睡眠時間」を聞いたところ、「5時間から6時間」が最も多く36.2%。次いで「6時間から7時間」が31.5%となり、約68%が平日は「5時間から7時間」の睡眠時間であることがわかった。また「5時間未満」は18.5%となり、約5人に1人はかなりの睡眠不足傾向にあったという。

休日は寝だめ傾向が顕著、睡眠8時間以上が平日比約10倍に増加

休日は、半数が7時間以上睡眠

「休日の睡眠時間」を聞いたところ、「7時間以上から8時間未満」が最も多く30.0%。次いで「6時間以上から7時間未満」が29.9%となり、休日の一般的な睡眠時間は平日よりも多い傾向が明らかになった。また、休日に「8時間以上」寝ている人は20.1%おり、平日の2.1%に比べると約10倍に増えていることから、休日になると寝だめをする人が多いことが推察された。

睡眠4時間未満の人は、4時間以上の人よりも肥満が2.8倍!

平日の睡眠時間が4時間を切ると肥満が急上昇

睡眠時間と健康に関する実態を探るため、平日の睡眠時間別に「最近1年間で感じた症状」を聞いたところ、睡眠時間が「4時間未満」の人が「肥満」と自覚する割合は29.2%で、睡眠時間「4時間以上」の人の平均(10.3%)と比較すると、約2.8倍も多い結果となった。

約8割の人が「起きたい時間より前に目が覚めてしまう」

遅刻の心配はなさそうだが、理想の睡眠とはギャップあり

「起きようとする時間のどのくらい前に目が覚めてしまうか」を聞いたところ、「起きたい時刻よりも前に目が覚めることはない」と回答したのは21.9%で、それ以外の78.1%は、本来起きたい時間まで寝ることができずに途中で起きてしまうという実態が明らかになった。さらに42.5%は「1時間以上前に目が覚めてしまう」と回答。理想の睡眠ライフと現実の間には大きなギャップが存在することがみてとれたという。