鎌倉新書はこのほど、全国のお墓が探せるポータルサイト「いいお墓」の利用者を対象に実施した「霊園・墓地・墓石」に関する全国一斉アンケート調査の結果を明らかにした。調査期間は2013年1月1日~12月31日。

霊園墓地購入の決め手

まず、お墓の永代使用料と墓石価格のトータル費用を調べたところ、最も多かったのは150万円以上200万円未満で29%、次いで多かったのは、100万円以上150万円未満で23%。平均価格は、全国で211.32万円、東日本222.49万円、西日本200.15万円となった。

永代使用料は、50万円未満が47%、50万円以上100万円未満が37%であった。平均価格は全国69.15万円、東日本70.09万円、西日本68.21万円。墓石価格は100万円以上200万円未満が40%と最も多く、次いで100万円未満が39%で続いた。平均価格は、全国142.17万円、東日本152.40万円、西日本131.94万円。

次に、回答者に霊園墓地を購入する際に決め手となったポイントを10項目(交通・アクセス、周辺環境、管理状況、施設・設備、サービス、園内の雰囲気、価格・予算、対応・接客、経営・管理母体、その他)の中から3項目を1~3位の順番を付けて選んでもらった。

その結果、1位は「交通・アクセス」、2位は「価格・予算」、3位は「園内の雰囲気」となり、次いで「周辺環境」「管理状況」が続いた。一方で関心が薄いのは、「サービス」「経営・管理母体」「対応・接客」などとなっている。

また、選んだ墓所の形について尋ねると、洋型がほぼ半数の48%、和型が31%、納骨堂が15%、デザイン墓6%という結果となった。

選んだ墓所の形