アイロボットの日本総代理店セールス・オンデマンドは7月1日、床拭きロボット「ブラーバ380j」を発表した。発売は7月4日で、公式直販サイト「アイロボットストア」で直販価格33,000円で販売される(価格は税別)。

「ブラーバ380j」

ロボット掃除機「ルンバ」シリーズを手がけるアイロボットがルンバに続いてリリースする拭き掃除専用ロボット。フローリングやタイルなど硬い材質の床を拭くことに特化されており、ボタンをワンプッシュするだけで、面倒な拭き掃除を人に代わって行ってくれる。なお、硬い床を拭くことを想定して設計されているため、畳やじゅうたんには対応していない。

水拭きを行う「ウェットモード」と、から拭きを行う「ドライモード」、2つのモードが用意。特に、皮脂汚れや食べこぼしのあとをキレイにしたい場合にはウェットモードが重宝する。ウェットモードでは最初に、底面の専用ウェットクリーニングパッド内のタンクに水を入れ、パッドにクロスを装着。あとはボタンを押すだけで水拭きを行ってくれる。ドライモードの場合も底面のクリーニングパッドにクロスを装着し、ボタンを押すだけだ。なお、底面に装着するクロスは、ドライモードでは市販の使い捨てシートを使用可能だが、ウェットモードでは専用のものを使うようになっている。

【上段】「ウェットモード」時は、クリーニングパッドに注水した上で付属の水拭き用クロスを装着 【下段】「ドライモード」時に装着するクロスは市販の使い捨てシートでもOK

ブラーバの特徴の1つが、空間把握技術「NorthStar(ノーススター)ナビゲーションシステム」。付属する「NorthStarキューブ」を、テーブルなど部屋の中でも高い位置に置くと、このキューブから天井に赤外線信号が照射される。天井から反射した信号をブラーバが受信し、正確な位置情報の把握を可能にするというものだ。キューブ1個では56畳までしか対応しないが(ドライモード時)、もう1個追加することでドライモード時で最大112畳の清掃が行える。なお、ウェットモード時はキューブの数にかかわらず20畳までの対応となる。

「NorthStarナビゲーションシステム」で、部屋の間取りを細かく把握する

内蔵の電池はニッケル水素充電池で、容量は約2,000mAh。約4時間の充電で、ドライモード時は約4時間、ウェットモード時は約2.5時間の稼動が可能となっている。充電時間は、急速充電スタンドを使用すると約2時間となる。本体サイズはW244×D214×H79mm、重量は約1.8kg。

動画
「ブラーバ」の動作の様子(再生時間約15秒、ファイルサイズ約3.40MB)

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