ダイハツ「コペン」のオープンカーライフスタイルを楽しむ情報発信拠点「コペン ローカルベース 鎌倉」がオープンする。28日にはオープニングパーティーが開催された。
オープニングパーティーでは、ゲストの敏蔭啓史氏(右から2人目)、内堀敬介氏(左から2人目)らのフォトセッションも |
「コペン ローブ」3台が「コペン ローカルベース 鎌倉」を出発。鎌倉市内をドライブした |
新型「コペン」の営業活動に関して、ダイハツは「LOVE LOCAL by COPEN」をキーワードに掲げており、その一環で出店するのが「コペン ローカルベース 鎌倉」。鎌倉を愛し、オープンカーを愛する人のドライバーズカフェとして、地元に愛される「ダイハツの新しいシンボルとなるお店」をめざす。ダイハツ工業専務執行役員営業本部本部長の堀井仁氏は、「いままでの店舗は、『商談の場』『整備中に待っていただく場所』でしたが、今後はクルマ好きが集える場所として、コミュニティの拡大に貢献したい」と述べた。
「コペン ローカルベース 鎌倉」は由比ガ浜海水浴場付近にオープン。設計は手塚建築事務所が手がけ、ダイハツのシンボル「D」の形をした施設となった。車両展示ゾーンの他にカフェキッチンやテラス席が設けられ、「KAMAKU-WRAP」(カマクラップ。肉や野菜をやわらかいトルティーヤで包んだラップサンド)などのフードメニューやドリンクメニューも用意。「カマクラップ」は季節ごとに旬の鎌倉野菜も取り入れるという。
新型「コペン」は「鎌倉に合うクルマ」
オープニングパーティーでは、鎌倉に縁のあるゲストを招いてのトークセッションも行われた。設計・デザインを手がけた手塚建築事務所の手塚由比氏、「カマコンバレー」(鎌倉が拠点の企業による共同プロジェクト)参加企業を代表して敏蔭啓史氏(ANTz代表)、鎌倉在住で食堂を営み、ミュージシャンとしても活動する内堀敬介氏らが参加した。
手塚氏によれば、「この建物は窓がたくさんあって、風が通るようにできています。海風を感じながらラップサンドを食べて、気持ちよさを感じてほしいですね」とのこと。新型「コペン」については、「鎌倉に合うクルマ。自然を楽しみながら生活する良さがあり、そこに住む人たちも生活を楽しむことにこだわる人が多いので、その鎌倉にコペンの拠点ができるのはすごく意義のあることだと思います」と話した。
トークセッションの後には出発式も行われ、ゲストの敏蔭氏・内堀氏らも「コペン ローブ」のドライブを楽しんだ。「いつも通る道をオープンカーで走ることができ、風も感じられて爽快感もあって、すごく良かったです」(敏蔭氏)、「オープンカーに乗る機会があまりないので、斬新で気持ちよかったです。車内も意外に広くて、シートも上質でした」(内堀氏)とそれぞれ感想を述べた。
「コペン ローカルベース 鎌倉」は29日にオープン。営業時間は夏季(4~9月)10~20時、冬季(10~3月)10~19時で、定休日は毎月第2月曜日となっている。