ジャパン・ホテル・リート・アドバイザーズは12日、今夏の国内旅行に関する動向調査の結果を発表した。

同調査は、2014年5月16日~18日の期間にインターネット上で行われ、1都3県(東京都・埼玉県・千葉県・神奈川県)に住む1,200人(20代以上)から有効回答を得た。

まず、昨年に比べて、今年の夏休み(7~9月)の宿泊を伴う国内旅行の予算(税込)はどのくらいかと尋ねたところ、「昨年同様」が最も多く52.9%。また、「気持ち減らす予定」の7.3%、「半分以下にする予定」の1.1%を除くと、91.6%が「昨年同様」あるいは「増やす」と回答した。年代別に見ると、「消費税増税分は上乗せする予定」「気持ち増やす予定」「倍以上増やす予定」の項目の合計は、50代女性が49.2%でトップ、次が50代男性の44.7%だった。

昨年に比べて、今年の夏休み(7~9月)の、宿泊を伴う国内旅行の予算(税込)はどのくらいですか?

宿泊数についても、「昨年同様」が55.9%で最多、次いで「増やす」が35.2%との結果に。年代別では、20代の男女および30代・50代女性で「増やす」が4割以上を占めた。

旅行先を聞くと、1位は「温泉」の35.1%、2位は「名所・旧跡巡り」の22.0%、3位は「高原・山」の16.1%となった。

誰と旅行するかとの問いに対しては、20代・30代・40代男性はいずれも「家族と」の次に、「1人で」の回答が多かった。