小腹がすいたとき、ふと街中でファストフード店を見かけ、ついつい入店してしまった経験がある人もいるだろう。胃袋も満たされて満足……といいたいところだが、間食でバーガーを食べたとすれば、結構なカロリーを摂取していることをご存じだろうか。前回のマクドナルドに引き続き、人気ファストフードチェーンのロッテリアで検証してみた。
今回、カロリーの高いバーガーを検証するにあたり、ロッテリアのホームページにて閲覧可能なロッテリアメニューの栄養成分表を参考にした。以下、ロッテリアのカロリーが高いバーガーTOP5を紹介する(カロリーは1個当たり・栄養成分は6月5日時点)。
1位: 「タワーチーズバーガー(10段)」(1,778kcal)
2位: 「全部のせバーガー 」(1,408kcal)
3位: 「大勝軒元祖つけ麺バーガー(メガ盛)」(1,017kcal)
4位: 「大勝軒元祖つけ麺バーガー(特盛)」(853kcal)
5位: 「ダブル絶品チーズバーガー」(777kcal)
最もハイカロリーなバーガーは、バンズの中に10枚のビーフパティとチーズをはさんだ「タワーチーズバーガー(10段)」。パティとチーズが積み重なった高さもさることながら、そのカロリーは圧巻の1,778kcal。通常のハンバーガー(277kcal)の約7倍という、まさにメガトン級の一品だ。
日本人の食事摂取基準(2015年版)の概要 によると、「タワーチーズバーガー(10段)」のカロリーは、身体活動レベルが普通の18~49歳男性が、1日に必要とするエネルギー量(推定2,650kcal)の約3分の2にあたる。
また、文部科学省が公表している「五訂増補日本食品標準成分表」によると、ポテトチップスは、可食部100gあたりで554kcal。通常サイズのポテトチップスは70g(約388kcal)前後であることが多いことを考慮すると、「タワーチーズバーガー(10段)」はポテチおよそ4袋半に相当するといえそうだ。
ちなみに、「タワーチーズバーガー(10段)」はグランドメニューではないものの、ロッテリアは客の要望にできる限り対応する「Yes!運動」を展開しているため、「どうぞ注文時にご相談ください」(ロッテリア)とのこと。
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