1.5Lクリーンディーゼルエンジン「SKYACTIV-D 1.5」

マツダは10日、新世代技術「スカイアクティブ テクノロジー」を採用した、1.5Lクリーンディーゼルエンジン「SKYACTIV-D 1.5」を新開発し、新型「デミオ」に搭載すると発表した。

SKYACTIV-D 1.5は、高価なNOx後処理装置無しで高い環境性能を実現しながら、2.5Lガソリンエンジン並みのトルクフルな走りや、高回転までリニアに加速する優れた動力性能を実現したというクリーンディーゼルエンジン。SKYACTIV-D 2.2の革新的技術を踏襲し、燃焼における「均質リーン化領域のさらなる拡大」、エンジン小型化による冷却損失増大を抑制するための「断熱」技術、さらなる「機械抵抗低減」などの燃費改善技術を追加採用するなど、コンパクトカーに最適なパワートレインとして進化したとのこと。

同エンジンを搭載する新型デミオは、ポスト新長期規制をクリアするディーゼル・コンパクトカーとして日本市場に導入。アイドリングストップ技術「i-stop」(アイ・ストップ)や、減速エネルギー回生システム「i-ELOOP」(アイ・イーループ)、高効率トランスミッション「SKYACTIV-DRIVE」「SKYACTIV-MT」と組み合わせている。