「AT-X 70-200mm F4 PRO FX VCM-S」

ケンコー・トキナーは5月16日、ニコンFXフォーマットデジタル一眼レフカメラに対応した望遠ズームレンズ「AT-X 70-200mm F4 PRO FX VCM-S」を発表した。5月30日に発売する。希望小売価格は150,000円(税別)。

ボケ味を重視するというコンセプトで設計された、焦点距離70~200mmのニコンFXフォーマット対応望遠ズームレンズ。トキナー独自開発の手ブレ補正モジュール「VCM」を搭載し、絞り約3段分の手ブレ補正効果を得られる。リング型超音波モーターの搭載により高い静音性が実現されている。

フロントインナーフォーカス方式を採用することで、ズーミング時にレンズ全長が伸びることがない。また、フォーカスリングを広く設計したことで、ホールド性も高められている。

主な仕様は、焦点距離が70-200mm、明るさがF4、最小絞りがF22、レンズ構成が14群19枚、画角が34度45分~12度42分(35mmフルフォーマット時)、絞り羽枚数が9枚、最短撮影距離が1m、マクロ最大倍率が1:3.57となっている。

フィルターサイズは67mmで、本体サイズは最大径が82mm、全長が167.5mm、重量は980g。対応フォーマットは24×36mm(35mmフルフォーマットまで)。専用フードが付属する。