長崎県の長崎港で、日本・海外から帆船が集まる「2014長崎帆船まつり」が開催される。期間は4月27日~5月1日まで。会場は長崎港、長崎水辺の森公園、出島ワーフ周辺。

日本最大の帆船「日本丸」も登場

通常は見れない帆を広げた優雅な姿を公開

同イベントに参加する帆船は、日本最大の帆船「日本丸」、グローバル人材育成推進機構所属の「みらいへ」、ロシア極東漁業技術大学所属の帆船「パラダ」、長崎海軍伝習所の練習船を復元した「観光丸」、韓国の旗艦船「コリアナ」、南極探検を目的として建造された「ドーントレッダー」の6隻。27日、13時から行われる6隻の参加帆船が順次入港する「入港パレード」でイベントが幕を開ける。

期間中は、通常外洋での走帆訓練時にしか見られない、帆を広げた姿を公開する「セイルドリル(操帆訓練)」、観光丸・ドーントレッダーに乗船できる「体験クルーズ」、夜の長崎港に帆船のシルエットが浮かび上がる「帆船ライトアップ・イルミネーション」などを実施。さらに、普段は見ることのできない各帆船の内部を公開する「船内一般公開」、県内外から約25艇のヨットが参加して競う「長崎帆船まつりカップヨットレース」など、さまざまなイベントが用意されている。

そのほか、陸上イベントとして、スタッフが帆船に関する質問に答える「帆船なんでもコーナー」、「ロープワーク教室・活動スナップ展示・手旗信号実演・和太鼓演奏」、第1回目からの写真、参加艇の紹介などを行う「長崎帆船まつりパネル展」も開催するとのこと。なお、イベント最終日の5月1日に「出港セレモニー」を行い、14時から各帆船が長崎港を出港する。