東和薬品は、3月7日~13日にかけて、50~53歳の社会人男女(412人)と、今年4月新入社員になった22~25歳の男女(310人)を対象に「世代間比較調査」を実施した。

自分の仕事についてどう考えているか

「苦労しても成果を上げたい」は両世代とも意識が高い

まず、自分の仕事についてどう考えているか尋ねたところ、「多少の苦労はしても、自分なりに工夫して成果を上げたい」「少しぐらいつらいときや体調が悪い時でも、仕事は休まない」に該当する割合は、両世代ともに高かった。

しかし、「上司や先輩の指導やアドバイスを受けて、無駄なく成果を上げたい」(50~53歳/61.4%、22~25歳/84.6%)、「目標を設定して、目標管理的に働くことで道は拓けると思う」(50~53歳/57.5%、22~25歳/79.4%)、「仕事で成功をおさめたい」(50~53歳/49.5%、22~25歳/79.4%)は新入社員の方が20ポイント以上も高くなっている。

世代関係なく20代は「おとなしく堅実」なイメージ

それぞれの世代に今の20代のイメージを尋ねたところ、どちらも「おとなしい」(22~25歳/43.5%、50~53歳/42.2%)、「若々しい」(22~25歳/37.7%、50~53歳/27.4%)、「慎重・堅実」(22~25歳/33.5%、50~53歳/26.2%)が上位を占めた。世代は関係なく「20代はおとなしく、若々しく、堅実」というイメージを持っているようだ。

今の20代のイメージ

「おとなしい」というイメージがある新入社員に、50代に対する要望を聞いたところ「ゆとり世代や、いまどきの若者は、とひとくくりにしないでほしい」「自分の時代の考えを押し付けず、時代に合った柔軟な考えで接してほしい」という回答が寄せられた。