ドリームが展開する"骨盤を科学する"ブランド「ラボネッツ」はこのほど、「ニッポンのコツバン~おそらく日本初の骨盤実態大調査~」の結果を発表した。同調査は2013年10月8日~11月30日にインターネット上で実施。10代~80代の男女4,318名から回答を得た。

お尻の形、若い世代は「出っ尻・反り腰」傾向が強い

若い時は「骨盤前傾」、年を重ねるほど「骨盤後傾」に

「お尻の状態」を尋ねたところ、35歳未満では40%以上が、20歳未満では49.6%と約半数の人が「出っ尻・反り腰」であることがわかった。55歳以上で16.5%、60歳以上では1割以下だった。

恥骨と腸骨の位置関係も世代によって差。若い人ほど骨盤前傾傾向

また、「恥骨が腸骨よりも前に出ている」と回答した人も年代が上がるにつれて減少。若い人ほど「出っ尻・反り腰」を傾向としてもつ「骨盤前傾」、年を重ねるほど「扁平尻」を傾向としてもつ「骨盤後傾」だった。

"若者の骨盤"が危ない!?

椅子に座るときの姿勢、年齢が上がるほどヒジかけや背もたれにもたれない

うつぶせ寝が多い、頬杖をつく、O脚比率が高い、あひる座りなど各種の動作習慣を調べたところ、若い世代ほど、骨盤の状態に悪影響を与える動作習慣(うつぶせ寝、あひる座り、頬杖)や、歩きの不均等から引き起こされる状態(O脚など)が高い割合で見られた。

脚の形は若い世代ほど「O脚」が増える

とくにO脚であると答えた人は、34歳以下では半数以上、20歳未満では53.4%もいた。

家で座って寛ぐ姿勢、20歳未満は「あひる座り」が他世代よりあきらかに多い

「家で座ってくつろぐときの姿勢」については、20歳未満では「横座り」が27.1%、「あひる座り」が21.6%と多く、骨盤へ悪影響を与える座り方が目立つ傾向にあった。