日立リビングサプライは3月19日、2014年モデルの扇風機5製品を発表した。ラインナップは、DCモーター採用のハイポジション扇「HEF-DC2000」、DCモーター採用のリビング扇「HEF-DC90」、ACモーターを採用したリビング扇「HEF-90R」「HEF-90M」、DCモーターを採用したスリムファン「HSP-DC800」。発売は4月上旬で、価格はオープン。推定市場価格は、HEF-DC2000が22,000円前後、HEF-DC90が17,000円前後、HEF-90Rが8,500円前後、HEF-90Mが7,500円前後、HSP-DC800が16,000円前後となっている(いずれも税別)。

左から「HEF-DC2000」「HEF-DC90」「HSP-DC800」

同社は、2013年も扇風機を5製品ラインナップしていたが、DCモーターを採用していたのは、ハイポジション扇の「HEF-DC1000」のみだった。2014年モデルでは、DCモーター採用機が3モデルに増えている。DCモーター採用の3モデルは、新機能の「マイメモリー」を搭載する。同機能は、風量やタイマー、リズム、首振りなどの設定を記憶し、ワンボタンで呼び出すものだ。

HEF-DC2000とHEF-DC90は8枚羽根で、HEF-90RとHEF-90Mは5枚羽根を採用。風量設定は、HEF-DC2000が8段階、HEF-DC90とHSP-DC800が6段階、HEF-90RとHEF-90Mは4段階だ。DCモーター採用モデルでは、微風時の消費電力が抑えられており、HEF-DC2000とHEF-DC90はは2W、HSP-DC800は5.5Wで動作する。いずれも、風量をリズミカルに変化させる「リズム運転」モード、就寝時に徐々に風量を下げていく「お休み運転」モードを装備している。

左から「HEF-90R」「HEF-90M」

HEF-DC2000とHEF-DC90はタッチ式、HEF-90RとHEF-90M、HSP-DC800はボタン式の操作パネルを装備。HEF-90M以外の4モデルは、首振り操作も可能なリモコンを装備している。また、就寝時にインジケーターの照明を暗くし、操作の確認音をオフにする「減灯&消音」モードも装備する。

なお、ハイポジション扇のHEF-DC2000は、上方向90度に角度調節が可能。天井付近の空気を効果的に攪拌することが可能だ。

本体サイズは、HEF-DC2000がW371×D360×H810~1,100mm、HEF-DC90がW371×D360×H768~1,014mm、HEF-90RとHEF-90MがW371×D360×H735~950mm、HSP-DC800がW280×D280×H940mm。