4月6日より再始動する『ドラゴンボールZ改』

鳥山明氏原作の大ヒットTVアニメ『ドラゴンボールZ』の「魔人ブウ編」が、『ドラゴンボールZ改』の続編として、4月6日よりフジテレビ系(毎週日曜:朝9:00~9:30)で放送されることが決定した。

『ドラゴンボール改』は、1989年4月から1996年1月にかけて放映されたTVアニメ『ドラゴンボールZ』をデジタルリマスターし、再編集したもの。鳥山氏が監修に携わり、旧作のオリジナルエピソードなどの省略、音声はすべて再録、本編の演出や台詞回しなど含めて、鳥山氏の原作に近いスピーディーな展開で構成されている。2011年3月まで人造人間編・セル編が放送され、続編が待たれていた。

「魔人ブウ編」は、セルを倒してから7年後の世界が舞台で、孫悟飯の高校生活から始まり、本シリーズ最強の敵・魔人ブウとの壮絶な戦いが描かれる。鳥山氏の原作本編ではラストを飾るエピソードが、野沢雅子をはじめとしたおなじみのキャスト陣、一新された音楽・音響、最新の映像技術で蘇ることになる。

今回の『ドラゴンボール改』再始動について、東映アニメーションの林田師博プロデューサーは、「リマスターにあたり、オリジナルフィルムから目いっぱいに16:9のサイズで抜き取っており、より奥行きのある画作りができました。画面両サイドにおいては当時隠れて見えていなかった部分が初めてテレビでご覧いただけます」とファンへの見どころを説明しながら、「ストーリーは鳥山明先生の原作に近い形に構成、編集し、台詞も可能な限り原作に忠実に合わせ、野沢雅子さんをはじめキャストの皆さまにご協力いただき、全編収録し直しています。近年の映像技術の発達はめざましいものがありますが、本作で関わったスタッフ全員が渾身の力を込めて、よりクオリティの高い映像に仕上げています。その違いを発見することも視聴者の皆さまにとって、お楽しみの一つになるかと思います。正に映像"改"革!」と新たな『ドラゴンボール改』に自信をのぞかせている。

(C)バードスタジオ/集英社・フジテレビ・東映アニメーション