ヤマハ発動機は6日、水冷・4ストローク・直列3気筒・846ccダウンドラフト吸気FIエンジンを搭載した「MT-09」及び、ABS標準装備の「MT-09A」を4月10日に発売すると発表した。価格は、MT-09が84万9,960円、MT-09Aが89万9,640円。

「MT-09」

MT-09とMT-09Aは、素早い燃焼による高トルクを引き出すという、クロスプレーン・コンセプトに基づき新開発された3気筒エンジンや、新設計軽量アルミダイキャスト製フレーム及び外側締結リアアームを採用し、日常速度域で乗り手の意思とシンクロする「意のままに操れる悦び」を提唱するというスポーツバイク。また、徹底した軽量化設計による装備重量188kgの車重や、ネイキッドとスーパーモタードの異種交配造形による個性的デザインも特徴としてる。

燃料供給には「YCC-T」(ヤマハ電子制御スロットル)を採用し、軽量アルミ鍛造ピストン、振動低減を図るバランサー、トルク特性に貢献する不等長吸気ファンネルなどとの相乗効果で優れた走行性と燃費性を両立。また、ライダーの好みや走行状況に応じて制御マップを3種から選択できるD-MODEを採用している。カラーリングは、「ディープオレンジメタリック8」「ベリーダークバイオレットメタリック1」「マットグレーメタリック3」の3色を展開。