ノルウェーのOpera Softwareは28日(現地時間)、同社ブラウザ「Opera」のWindows・Mac向け安定版「Opera 19」をリリースした。Opera 15で省かれたブックマークバーが復活したほか、上級ユーザー向けの詳細設定機能「ハードコアモード」が追加された。また、エンジンはChromium 32にアップデートされている。

ブックマークバーは、メインメニューから「設定」を選択し、「ブラウザ」の「ユーザーインターフェイス」の項目でオンにすることで表示される。ページをブックマークするには、該当ページ表示時に「+」アイコンをクリックする。また、フォルダを追加することも可能。Windowsのみ、タブからドラッグ&ドロップ操作でブックマークできる。

また、バージョン18からアドオンとして提供されたテーマ機能が強化され、任意の画像を使用して独自のテーマが作成できるようになった。画像を選び、下/中央/上の三段階で画像位置を設定、「Speed Dial」のフォント色をホワイト/ブラックから選択すると、作成することができる。

このほか、上級ユーザー向けの詳細設定機能「ハードコアモード」が追加された。公式Blogでは「幾つかの新しい設定」として詳細が明らかにされていないが、Opera 19の新機能紹介ページによると、パワーユーザー向けの機能として、新たにハードウエアアクセラレーションのコントロールや、「Speed Dial」表示数の設定などが紹介されている。

Opera 19