MS-Japanが運営するリーガル領域に特化した転職支援サイト「LEGAL NET(リーガルネット)」は6日、「法務部門の年収相場 2013年度版」を発表した。それによると、全体の平均年収は579万3,793円となり、2011年度の489万6,352円と比べて約90万円増加した。

今回は、MS-Japanを利用して転職を決定した法務部門に勤める人の年収データをまとめた。なお、法律事務所で転職が決定した人については含まれていない。

全体の平均年齢は37.1歳、平均年収は579万3,793円。年代別の平均年収を見た場合、30歳以下は463万3,333円、31~35歳は485万1,923円、36~40歳は553万5,238円、41~45歳は747万5,294円、46歳以上は813万6,250円となった。

年代別平均年収(出典:LEGAL NET Webサイト)

次に、年代別の転職決定割合を見ると、30歳以下は17%、31~35歳は30%、36~40歳は24%、41~45歳は20%、46歳以上は9%となった。

平均年収については、特に40代前半で顕著な差が見られ、30代後半と比べて約200万円も高くなっていた。リーガルネットは、この年代の転職が成功する例としては、「法務マネジャーや法務部長といった、マネジメント層での決定が多くなっているから」と分析している。

また、2011年度と比較すると、転職決定者の平均年齢・平均年収ともに増加傾向にあることもかった。