日本生命保険は19日、「クリスマス」に関するアンケート調査の結果を発表した。同調査は、11月1日から11月27日の期間に、「ずっともっとサービス」のサンクスマイルメニューアンケートの訪問者を対象としてインターネットリサーチで実施し1万1124人から回答を得た。

家族・恋人へプレゼントを贈ると回答した人(6855人)に、そのプレゼントを聞いたところ、1位は「玩具・ゲーム」(19.5&)、2位「食事(14.7%)、3位「洋服・靴」(12.4%)と続く結果となった。未婚者では「アクセサリー」(19.5%)、「財布・小銭入れ・キーケース」(10.9%)、「手袋・マフラー・ストール」(8.0%)など、ファッションに関するプレゼントが多い傾向が見られた。

家族(小学生以下除く)・恋人へのプレゼントの予算は、全体では「5001~1万円」(27.9%)が最も多く、「3001~5000円未満」(26.9%)が続く。年代別に見ても、どの年代もほぼ同様の傾向になったという。また、その予算について、昨年より増えたかという質問に対して、「増えた」と回答した人が11.6%と、「減った」と回答した人(5.6%)を大幅に上回る結果となった。

ニッセイ基礎研究所の井上智紀准主任研究員は、「予算は3001~1万円が過半数と、昨年と変わらない方が約8割を占める中、1割以上が昨年より予算を増やすと回答していることは、アベノミクスの恩恵を受ける層が徐々に拡がっている可能性を示しているともいえそうです」とコメントしている。