映画『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』のLAプレミアが4日(現地時間)、米ハリウッドのエル・キャピタン劇場で行われ、主演を務めるクリス・ヘムズワースや浅野忠信らが登場した。

映画『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』のLAプレミアに登場したクリス・ヘムズワース(左)と浅野忠信

全米に先駆けて世界の36の国と地域で先週末から公開され、週末までの成績で早くも1億940万ドル(約100億円)を挙げ、海外チャート1位を記録した同作。「アベンジャーズ」の激闘の後、自らの世界に帰ったアベンジャーズ最強の男ソー(クリス・ヘムズワース)とアベンジャーズの敵であるロキ(トム・ヒドルストン)。彼らの世界はダーク・ワールドと呼ばれる闇の世界に覆われようとしていた。地球をも巻き込むほど強大すぎるダーク・ワールドとの戦いに挑むため、ソーはロキに助けを求めることを決意するが……。

このたび行われたイベントには、その人気を物語るかのごとく、ハリウッドの目ぬき通り、エル・キャピタンとコダック・シアターの間の道路を封鎖して設営された150メートルのレッド・カーペットに3000名のファンが集結。またテレビカメラは70台、スチールは120台をはじめ、世界中から最大級の報道陣が集まり、キャストの登場を待った。そして、マイティ・ソー役のクリス・ヘムズワースがグレーのスーツを、ロキ役のトム・ヒドルストンがシックなブラック・スーツをそれぞれ身に纏い、姿を現すと会場のボルテージは最高潮に。また、ソーを支えるスリー・ウォーリアーズのひとり、ホーガンを演じた浅野忠信や『アベンジャーズ』のメンバーからジェレミー・レナー(ホークアイ)とクラーク・グレッグ(エージェント・コールソン)らも登場し、会場を盛り上げた。

主演のC・ヘムズワースは「大きな子供のような心境だよ。スーパーヒーローになるのは庭でヒーローごっこをして遊んでいた子供のころからの夢だった。それが今ヒーローを演じていられることが光栄だプレミアに前作から3年ぶりに来たけど、また続けられると思わなかったから素晴らしい」とマイティ・ソー役を演じられる喜びを語った。また浅野は「前作『マイティ・ソー』があって、『アベンジャーズ』があって、本作になっていてその流れが凄く興奮できる要素になっていると思います。アメリカでの知名度をもうちょっと上げて、次回作ではホーガンがもっと活躍出来るようにしたいというのが正直あります」と自身の演じる役への愛着をのぞかせ、「アクションは勿論、映画全体が持つユーモアも素晴らしい内容になっています。もちろん台本でも読んでいましたけど、仕上がりがとても素晴らしかったです。前作『マイティ・ソー』を観ていなくて楽しめるし、この最新作を観てから『マイティ・ソー』、『アベンジャーズ』を観ても楽しめます。劇場で是非見に行ってください」と同作をPRした。

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映画『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』は、2014年2月1日より全国公開。