HGST、容量6テラバイトの3.5" HDD出荷開始、ヘリウムシールドを採用

 

HGSTは4日、容量6テラバイトの3.5インチ・ハードディスクドライブ「Ultrastar He6」の出荷開始を発表した。同社のヘリウムシールドプラットフォーム「HelioSeal」を採用した初のハードディスクドライブだ。

HelioSealは、空気の1/7の密度であるヘリウムをドライブに充填してシールドすることで空気抵抗を減らし、ディスクやヘッドの振動を低減させる。これによって現在プラッター5枚が上限のスペースに7枚のプラッターを搭載できる。同技術はまた、容量あたりの電力消費の削減、動作ノイズおよび動作温度の低減にも効果がある。

これまで5枚までだった3.5インチフォームファクタの搭載プラッター数がHelioSeal(右)で7枚に

Ultrastar He6は、3.5インチのフォームファクタに7枚のプラッターを搭載して6テラバイトの容量を実現している。ディスク回転数は7200rpm、データバッファ容量は64MB。インターフェイスはSATA 6Gb/s、SAS 6Gb/s。SATAインターフェイスの消費電力は、アイドル時が5.3ワット、ランダム動作時が7.3ワット。動作ノイズはアイドル時が2.0Bels、動作時が3.6Bels。重量は640グラムだ。HGSTによるとディスク5枚構成(4テラバイト)の3.5インチ・ハードディスクドライブに比べて、50グラム軽く、記憶容量は50%増加した。また1テラバイトあたりの消費電力が約49%低減し、ドライブ単体のアイドル時の消費電力は約23%少ない。

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