MMD研究所は、25日に国内発売されたSurface 2、Surface Pro 2に関する購入意向調査の結果を公表した。公表済みのiPad Air、iPad mini Retinaディスプレイモデルに関する購入意向調査と比較すると、新iPad発表の認知率が53.9%だったのに対し、新Suface発表の認知率は30.5%だったなど、新iPadと新Surfaceで差が出る結果となった。

新Surfaceと新iPadの国内発表の認知率を比較。新iPadが53.9%だったのに対し、新Surfaceは30.5%だった

新iPadの発表を知っているか聞いたところ、53.9%が「発表を知っている」と回答した。これに対して、新Surface発表の認知率は全体の半数に満たない30.5%で、新iPadと20%以上の差が開く結果となった。

新iPadでは約18%、新Surfaceでは約10%の人が「購入したい」「やや購入したい」と回答した

新iPadを購入したいか聞いたところ、iPad Airでは18.7%、iPad mini Retinaディスプレイモデルでは17.4%の人が「購入したい」「やや購入したい」と回答した。これに対して、新Surfaceでは、Surface 2で8.3%、Surface Pro 2で11.2%の人が「購入したい」「やや購入したい」と回答した。

タブレットの所有率は23.8%で、そのうち半数近くがiPadユーザーだった

タブレット所有者に利用しているタブレット端末の種類を聞いたところ、iPadシリーズが48.2%と最も多かった。これに対してSurfaceシリーズは1.5%と8番目に所有率の高い端末だった。なお、アンケート回答者全体でのタブレット端末所有率は23.8%だった。

今回の比較結果は同社が実施した「Surface 2、Surface Pro 2の購入意向調査」と「iPad Air、iPad mini Retinaモデルに関する購入意向調査」を比較したもの。前者は15歳以上の男女2,204人に対して、25日から26日までの2日間調査を実施。後者は15歳以上の男女4,414名に対して、23日から24日までの2日間調査を実施した。調査方法はいずれもインターネットによるもの。