10月24日にMBS・TBS系でスタートするドラマ『彼岸島』(毎週木曜 24:58~25:28 ※第1話のみ25:13~25:43 全10回)の第1話プレミア試写会が22日、東京・北丸の内公園のサイエンスホールで行われ、キャストの白石隼也、鈴木亮平、山下リオ、栗原類が出席した。

左から山下リオ、鈴木亮平、白石隼也、栗原類

同ドラマは、累計560万部を突破した松本光司の大人気同名漫画をドラマ化。吸血鬼ウィルスに感染した人間=吸血鬼が棲む孤島"彼岸島"を舞台に、宮本明(白石隼也)と篤(鈴木亮平)の兄弟たちが吸血鬼に立ち向かう。『仮面ライダーウィザード』で幅広い人気を博している白石隼也、白石扮する明の兄、篤役を演じる鈴木亮平のW主演。ヒロインには『あまちゃん』に出演した山下リオ、吸血鬼の雅役には人気モデルの栗原類が演じるなど、豪華な若手キャストが勢揃いする。

この日は一般客を入れてのプレミア試写会が行われ、試写会の前に報道陣向けの囲み会見。白石は「原作と違った世界観で、僕らが作った『彼岸島』が出来たらいいな~と思ってやりました。手応えを感じています」と作品の出来に自信を見せれば、鈴木も「森の中でずっと血のりと汗と泥まみれになりました(笑)。あの現場にいかなくて良かったという安心感がありますね」と語り、撮影の過酷さを物語っていた。

アクションシーンも見どころの一つである同ドラマ。アクション初挑戦の山下は「基本的に私は守ってもらう立ち位置でしたが、弓矢を使いました。撮影前に明治神宮で実際に撃ったりして基本を学んで。なかなか使わない筋肉を使ったので筋肉痛になりました(笑)」と苦笑いを浮かべた。また、初めて人間ではない役を演じた栗原は「自分なりの"雅"を見せたいと思い、原作や吸血鬼の歴史、映画などを分析しました」と振り返り、「他の作品では経験できないことをどう未来につなげるのか考える機会にもなったし、先輩たちに囲まれて一緒にお芝居が出来てうれしく思っています。自信? それはご想像にお任せしますよ」とアクティブな発言が飛び出すと思いきや、ネガティブキャラを守るのに必死だった。