日経BP社は2013年10月4日(金)、経済・経営情報誌「日経ビジネス」のiPad向けアプリケーション「日経ビジネス for iPad」の提供を開始した。同社では、昨年のスマートフォン版に続き、タブレット向けに最適化したサービスを提供することで、多様化している読者とのメディア接点を広げていくとしている。

「日経ビジネス」をiPadでチェック

日経ビジネスは1969年の創刊以来、40年以上にわたり、企業のマネジメント層を中心としたビジネスパーソンに経済・経営情報を提供。デジタル化の進展と共に変化する読者ニーズに合わせて、2006年にWebサイト「日経ビジネスオンライン」を開始したのをはじめ、2011年12月にはパソコンやスマートフォンで雑誌の誌面が読める有料サービス「日経ビジネスDigital」をリリースした。今回開始した「日経ビジネス for iPad」は、日経ビジネスDigital有料会員であれば、無料で利用可能。AppleのNewsstandを利用し、1冊から購入することもできる。

「日経ビジネス for iPad」は、「日経ビジネス」の全ての記事を紙と同じレイアウトで提供。バックナンバーも保存できるため、複数の雑誌をまとめてiPadで持ち歩くことができる。特集記事と連動した音声や動画など独自コンテンツも配信。記事のクリッピング、フェイスブックやツイッターでの共有など、タブレットの利点を活かした機能も備えており、最新号は毎週金曜日に配信される。

本アプリの誕生記念として、「2013年8月26日号(特集:女性昇進バブル)」が1号まるごと無料で公開されるほか、2013年に発行された日経ビジネスの中から読者の支持が多かった特集、インタビュー、連載を特別編集した「日経ビジネス傑作選 for iPad」が有料で配信される。