「吉祥寺ねこ祭り2013」開催!

吉祥寺ねこ祭り実行委員会は、10月1日から31日にかけて「吉祥寺ねこ祭り2013」を開催している。

吉祥寺ねこ祭りとは

「吉祥寺ねこ祭り2013」とは、吉祥寺駅周辺のカフェや猫グッズ店、レストラン、ギャラリーなどで、猫をテーマにしたイベントを楽しむことができる地域密着型イベントだ。今回は、猫カフェや猫のラテアート、猫の絵画やグッズを取材した。

モフモフの猫がたくさんいる猫カフェ「きゃりこ」へ

猫カフェ「きゃりこ」

まずは吉祥寺駅から徒歩2分程度の場所にある猫カフェ「きゃりこ」へ向かう。エレベーターで4階へ向かい、ドアを開けると広々とした癒やしの空間があった。

店内の様子

店内にはゆったりとくつろげるソファがあり、キャットタワーや猫ベッドも置いてあった。猫たちは自由気ままに過ごしており、ソファに座ると人懐こい子は自分から近寄ってきてくれる。

猫の男女比としては、女の子の方が多いとのこと。確かに店内を見回してみると小柄な猫ちゃんが多く目についた。

短毛種の猫も長毛種の猫もいて、目で見ているだけでも実に楽しい。「触ってもいいですか?」と恐る恐る指先であごをなでてみると、どの子も絹のような手触りで、丁寧に手入れされていることがわかった。

また、店内にはたくさんの漫画が置いてあり、漫画を楽しみながら猫を愛でることもできるなど、嬉しいサービスが満載だ。レジ周りには猫たちのポストカードや、猫のアクセサリーなども販売されており、ついついサイフの紐も緩んでしまうだろう。

店員さんに「これから訪れるお客さんに対してメッセージをどうぞ」とお願いすると、「店内にはかわいい猫ちゃんたちがたくさんいます。是非モフモフしに来てください」と語った。

■猫カフェきゃりこ
場所:吉祥寺南町1-5-7-4F
定休日:期間中無休
営業時間:10:00~20:00
料金:平日は1時間1,000円、土日祝は1時間1,200円
備考:入店は小学校5年生から

猫のラテアートを楽しめる! CAFE ZENONへ

CAFE ZENON

次に、猫の写真と猫のラテアートを楽しめるというCAFE ZENONへ向かった。広々とした店内の1階と2階の両方に、たくさんの猫写真が展示されていた。

店内の様子

プロのカメラマンや、人気猫ブロガーなどが撮影した写真が満載だ。様々な種類の猫の、様々な表情を見ることができるため、ついつい時間を忘れて見入ってしまう。

また、同店ではラテアート(580円)を注文することが可能だ。今回は、ねこ祭りということで猫のラテアートをお願いした。

今回出していただいたのは、おまかせで注文した3種類。どの猫ちゃんも生き生きとした表情で飲むのが実にもったいないと感じる。

意を決して飲んでみると、酸味の強いさわやかな味わいを楽しむことができる。同カフェではおいしい食事も提供しているため、食後に飲んでもよさそうだ。

また、自分の猫の写真を持参して提示すれば、自分の猫をモチーフにしたラテアートを楽しむこともできる。文字を入れることも可能であるため、様々な楽しみ方ができそうだ。同カフェのマネージャー篠田さんは、「吉祥寺ねこ祭りでは、いろいろなお店を楽しむことができます。一息入れたい際は是非お立ち寄りください。猫の写真に癒やされますよ」と語った。

■CAFE ZENON
場所:吉祥寺南町2-11-3
定休日:不定休
営業時間11:00~24:00

猫のイラストを楽しめる! Gallery FACE TO FACEへ

店内の様子

次に向かったのは、Gallery FACE TO FACE。イラストレーターである樹乃かに氏の作品を見ることができるギャラリーだ。

店内にはイラストが描かれたカードや、湯のみ、皿などが展示されており、いずれも購入することが可能だ。値段はおよそ1,500円~3,000円ほど。皿はすべて1点もので、在庫がなくなり次第随時追加されるとのこと。

同ギャラリーは井の頭公園も近く、散歩のついでにも立ち寄ることができる。ディレクターの山本さんは、「このギャラリーでは、猫たちの独特の表情を楽しむことができます。絵の好きな人、猫が好きな人、その両方に満足していただける展覧会となっています」と述べた。

■Gallery FACE TO FACE
場所:吉祥寺南町1-18-8 101
休廊:7日、8日、15日、16日、21日、22日、28日、29日
営業時間12:00~19:00

かわいい猫雑貨がたくさん! 横丁ギャラリーへ

横丁ギャラリー

最後に向かったのは、手作りの猫雑貨を販売する横丁ギャラリー。細長い路地を入っていくと、カラフルな看板が目に入った。

店内の様子

店内に入ると、所狭しと猫の雑貨が並んでいる。約20名の作家が参加しており、店内には手作りの1点ものの作品がたくさんあった。

手にとってみるとどれも精巧なつくりをしていることがわかる。特に女性ならばついつい衝動買いしてしまいそうなかわいらしい作品が多く目についた。自分用のおみやげにも、大切な人へのプレゼントにもよさそうだ。

なお、吉祥寺ねこ祭りの発祥は何と横丁ギャラリーだという。今回の祭りを含めた過去4回すべてのねこ祭りに参加しているとのこと。店員さんは「気軽に買えるかわいい作品がたくさんあります。是非足をお運びください」と語った。

■横丁ギャラリー
場所:吉祥寺本町1-1-4-2F
定休日:月曜・火曜(14日はOPEN)
営業時間13:00~19:00


以上、吉祥寺で開催中の「吉祥寺ねこ祭り2013」をレポートした。今回取材したお店以外にも、猫モチーフのインテリアを楽しめるスペイン料理レストラン「ドスガトス」や、猫専門セレクトショップ「necosaki」、猫のダヤングッズを販売する「わちふぃーるど」や、週替わりで猫のイラストなどを展示するギャラリー「絵の具箱」が参加している。吉祥寺を訪れた際は、是非ねこ祭りに参加してみてはいかがだろうか。