フェンリルは1日、iOS向けの同社製ブラウザアプリ「Sleipnir Mobile for iPhone/iPad 3.0」を公開した。iOS 7のフラットデザインを採用し、全デザインを一新したほか、新機能「Site Updates」を搭載。また、アドレスバーと検索バーの統合や、AirDrop対応などの機能改善を行っている。

leipnir Mobile for iPhone/iPad 3.0。右側の画像が新機能Site Updates

「Sleipnir Mobile」は、タッチ操作で切り替えたり閉じたりできる、サムネイルタブを備えたインタフェース。タブは画面下部に並び、ブラウズを中断することなく、ページを遷移できる。また、ページをなぞることやボタン長押しなどによるジェスチャ操作も可能。

新機能「Site Updates」は、ユーザーがよく見るサイトの最新記事や、Twitter/Facebookなどで友達が話題にしたページなどを、サムネイルで表示するレコメンド機能。新規タブを起動させると表示され、インストール直後はあらかじめ用意されたサイトが現れるが、表示履歴に応じて次第にユーザーの好みに合ったページに変更されていく。

デザインはiOS 7向けに一新。また、アドレスバーと検索バーが統合され、例えば下スクロール時にツールバー非表示/アドレスバーコンパクト表示など、スクロール方向や端末の向きに応じて自動的に表示/非表示が切り替わる仕様となった。この機能は設定で変更きる。

このほか、タブバー左端に全てのタブを閉じるボタンを設置したほか、データを共有できるiOS 7の新機能「AirDrop」にも対応した。対応OSはiOS 6以降、対応デバイスはiPhone / iPod touch / iPad。