9月27日、MicrosoftはWindowsストアから入手したWindowsストアアプリのローミング制限数を5台から81台に拡大したことを、公式ブログ「Windows App Builder Blog」で明らかにした。実際の緩和はWindows 8およびWindows 8.1に対し、10月9日から行われる。

記事を公開したWindowsアプリチームは、ユーザーのタブレットやノート型コンピューター、デスクトップ型コンピューターなど多様な使用環境と、2013年6月に開催された開発者向けカンファレンス「Build 2013」によるフィードバックを受け、ユーザーニーズに応えるために緩和を実行したという。

Windows 8.1の「Windowsストア」

「アカウント」で示されるインストール可能なデバイス数。この5台が81台に拡大されるという

その一方で、記事ではWindowsストアアプリ開発者にもメリットがあることを言及した。多くのデバイスでWindowsストアアプリが実行されると、広告収入が増える可能性が高まると述べている。また、異なるビジネスモデルでWindowsストアアプリを開発するための新たなAPI(Application Programming Interface:簡潔にプログラムを記述するためのインターフェース)も紹介した。

なぜ「81台」なのか記事のなかでは触れていないが、単純に考えればWindows 8.1の数字に合わせて拡大したと思われる。