Google検索が15周年を迎えた。米GoogleのGoogle検索オフィシャルブログ「Inside Search」では、サービス展開の経過をタイムラインで紹介するほか、新たなツールを使った検索表示を発表している。また、モバイル向けのデザインも改善された。

Google検索の経過

新ツールを使った検索では「単純な答えをもたない質問に回答できる」とし、例えば「印象派の画家を教えて欲しい」と質問すると、検索結果に印象派の画家が並び、その中から詳細を調べることができる。そして、抽象派の画家にも手軽に切り替えることができるとする。

2つの物を比較できるツールも用意。例えば「バターとオリーブオイル(butter vs olive oil)の脂肪は?」と検索した場合、検索結果にバターとオリーブオイルの情報が表組みで現れる。犬種や惑星の比較なども可能で、対象は順次拡大するという。

また、デバイスをまたいだ通知も可能となる予定だ。例えばNexus 7に「Safeway(米国にあるスーパーマーケットの店名)でオリーブオイルを買うことを覚えていて」と伝えると、iPhoneを持ってSafewayに行った際に、通知を受け取ることができる。iOS版Google検索は数週間以内にの新バージョンがダウンロード可能になることも紹介されている。

単純な答えのない質問の検索を改善

検索結果を比較できる