エプソンは3日、個人向けのインクジェットプリンタ/複合機「カラリオ」シリーズのミッドレンジモデルとして「EP-806A」を発表した。主力モデルとして、昨年に引き続き「EP-806AW」(ホワイト)、「EP-806AB」(ブラック)、「EP-806AR」(レッド)のカラーバリエーションを用意する。発売は19日を予定。価格はオープンで、店頭予想価格は30,000円台前半。
3.5型の液晶タッチパネルを採用した、A4対応の主力複合機。給紙機構はフロントレイとリアの手差しトレイを用意。フロントトレイは二段式になっているため、都合3種の給紙方法が選択できる。一方の排紙には上位2モデルと同様に自動開閉機構を採用しているため、印刷の度にプリンタの傍まで足を運んでトレイを開閉する必要が無い。
この他、用紙サイズチェック機能や自動両面印刷機能も装備して利便性の向上を図っている。
スマートフォン・クラウドプリント機能は、2013年秋モデルの新機能を全て搭載。機能強化されたEPSON iPrintやメールプリント、リモートプリントドライバに加えて新機能のCreative Print、3Dフレーム Printが利用できる。従来のメールdeリモート印刷 スキャンtoクラウドも健在だ。
主な仕様は、解像度が5,760×1,440dpi、インクがブラック/シアン/ライトシアン/マゼンタ/ライトマゼンタ/イエローの染料6色独立。最小インクサイズは1.5pl。公称印刷速度はL判で約14秒/枚。スキャナ解像度は2,400dpiのCISを搭載する。
インタフェースはUSB 2.0×2(PC接続用、外部記憶機器およびPictBridge用)、10BASE-T/100BASE-TX対応有線LAN、IEEE802.11b/g/n対応無線LAN、IrDAをサポート。メディアスロットはメモリースティックDuo/PRO Duo/PRO HG Duo、SD/SDHC/SDXCメモリカード、コンパクトフラッシュなどに対応。
本体サイズはW390×D341×H141mm、重量は約6.8kg。