パナソニック、14型の新シリーズ「Let'snote LX3」 - 最上位はBDドライブも

パナソニックは28日、同社製ノートPC「Let'snote」シリーズに、ブルーレイドライブ搭載機を揃える14型ノートPC「Let'snote LX3」を発表した。スペック違いで全6モデルをラインナップするが、ブルーレイドライブは最上位モデルのみ搭載し、DVDドライブやドライブ非搭載モデルも揃える。「Let'snote」シリーズ店頭モデルでのブルーレイドライブ搭載は初。

発売日は9月13日。価格はオープンで、店頭予想価格は後述。

全ラインナップで第4世代Core iを採用する。また、ラインナップのうち、光学ドライブ非搭載・軽量バッテリ搭載のSSDモデルは約1.14kgと、14型液晶搭載PCで世界最軽量(2013年8月28日時点、同社調べ)を実現した。本体カラーはシルバーのみ。

本体は1,600×900ドットの14型液晶を搭載しながら、フットプリントはW333×D225.6mmと13型クラスまで小型化。天板のボンネットも、15型の「Let'snote B11」シリーズより薄型化し、「Let'snote B11」の2.8mmより1.3mm薄くなった1.5mmとなった。

ボンネットの段差・平面部分に、従来は直線だったリブを波状型に配置し、面全体の強度を向上。また、本体のトップケース素材は「Let'snote B11」では樹脂のみだったが、強度が足りない光学ドライブ部のみマグネシウムを採用する。

タッチパッドは長方形で5点マルチタッチが可能。キーボードはキーの左上と右下の角に丸みを付けたリーフ型キーボードを採用する。ストロークは2mm。

なお、「Let'snote LX3」の登場にともない、この2013年秋冬モデルより「Let'snote B11」シリーズは終了する。

Core i7・ブルーレイドライブ搭載モデル

主な仕様は、CPUがIntel Core i7-4500U(1.8GHz)、メモリが8GB(4GB×2)、ストレージが256GB SATA SSD、光学ドライブがブルーレイディスクドライブ、ディスプレイが14型ワイド液晶(1,600×900ドット)、OSはWindows 8 Pro 64bit。

本体サイズはW333×D225.6×H24.5mm、重量は約1.395kg。標準バッテリ(L)のみ付属し、バッテリ駆動時間は約22時間。通信機能はIEEE802.11a/b/g/n、10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T有線LAN、Bluetooth 4.0、WiMAX。

主なインタフェースは、D-Sub×1、USB 3.0×2、USB 2.0×1、HDMI×1、マイク入力、SDカードスロットなど。

店頭予想価格は、Microsoft Office Home & Business 2013搭載モデル(CF-LX3NERBR)が295,000円前後。非搭載モデル(CF-LX3NECBR)が270,000円前後。

Core i7・DVDドライブ搭載モデル

主な仕様はブルーレイドライブ搭載モデルと同等ながら、メモリが4GB(4×1)、軽量バッテリ(S)のみ付属し、バッテリ駆動時間は約11.5時間。重量は約1.225kgとなる。

店頭予想価格は、Microsoft Office Home & Business 2013搭載モデル(CF-LX3NESBR)が270,000円前後。非搭載モデル(CF-LX3NEQBR)が245,000円前後。

Core i7・光学ドライブ非搭載モデル

主な仕様はDVDドライブ搭載モデルと同等だが、光学ドライブが省かれており、重量は約1.14kg。Microsoft Office Home & Business 2013非搭載モデル(CF-LX3NEXBR)のみのラインナップで、店頭予想価格は240,000円前後。

Core i5・DVDドライブ搭載モデル

CPUにCore i5-4200U(1.6GHz)、ストレージにHDDを採用したモデル。軽量バッテリのみ付属し、バッテリ駆動時間は約10時間。重量は約1.31kgとなる。

主な仕様は、CPUがIntel Core i5-4200U(1.6GHz)、メモリが4GB(4GB×1)、ストレージが500GB SATA HDD、光学ドライブがDVDスーパーマルチドライブ、ディスプレイが14型ワイド液晶(1,600×900ドット)、OSはWindows 8 Pro 64bit。

このモデルもMicrosoft Office Home & Business 2013非搭載モデル(CF-LX3YEABR)のみのラインナップで、店頭予想価格は200,000円前後。