関西アーバン銀行は、2007年4月から携帯電話を用いた渉外支援システムを導入し、情報管理の強化及び業務の効率化に取り組んでいるが、このたび顧客への提案力の強化を図るため、タブレット端末を営業行員及び店頭窓口用として全営業店に導入すると発表した。

同行では、タブレット端末の活用によって、顧客のニーズに応えることができるようサービスの拡充を図っていくとしている。

タブレット端末の導入について

導入台数

  • 約1000台(NEC製タブレット Life Touch L)

導入日程

  • 2013年7月~、全営業店店頭窓口へ

  • 同年9月~、全営業担当者へ

タブレット端末を活用した業務の特長

営業支援端末としての活用

  • 商品カタログ、金利情報など顧客が見たい情報の提供をタイムリーに行う。また、顧客情報、各種マニュアルの参照など行内情報が外部でも閲覧できることで、きめ細かい提案活動をサポートし、顧客のニーズにあったサービスの提供を図る

インターネットを利用した顧客への情報提供

  • ローンシミュレーション、投資信託の基準価格、売れ筋ランキングの提供などの顧客にとって有益な情報、また顧客が保有する投資信託のアフターフォローを行う際、必要な情報を即座に提供する

渉外支援の業務効率向上

  • 現在、渉外支援で使用している携帯電話と比べ操作性と利便性を改善することで業務効率の向上を図る

高いセキュリティー機能の実現

  • 顧客の情報はタブレット端末には残らない。紛失時などは、遠隔操作での端末ロックや、パスワードを一定回数間違った場合は端末機本体で自動ロックをするなど、情報漏えいをさせないといった高いセキュリティーを実現する