富士急行は12日より、富士山の世界遺産を構成する史跡や景勝地を沿線に持つ14のバス路線に、「世界遺産めぐりルート」の愛称を導入し、専用ロゴを制定する。路線ごとにナンバリングと色分けを行い、専用ロゴとともに、バス車体や世界遺産を構成するスポットの最寄りバス停の案内などに使用する。

「世界遺産めぐりルート」専用ロゴ

また、英文併記の専用ルート案内図を制作してウェブページやリーフレットで活用するほか、7月下旬をめどに4カ国語対応のウェブサイトやリーフレットも完成させる予定。

これに合わせて、同ルートのバス路線が2日間乗り放題になる「富士山・世界遺産めぐりきっぷ」も発売される。神社や自然景観など世界文化遺産の「構成資産」をはじめ、富士山の主要な観光スポットめぐりに便利なきっぷで、同ルートのうち、山梨県内の全路線で利用可能な「富士山・世界遺産めぐりきっぷ」(3,000円)、全路線で利用可能な「富士山・世界遺産めぐりきっぷワイド」(5,000円)、「富士山・世界遺産めぐりきっぷ」に大月駅~河口湖駅間乗り放題の鉄道乗車券がセットになった「富士山・世界遺産めぐりきっぷ+富士急行線往復セット」(4,000円)の3種類が発売される。

いずれのチケットも小児半額で、7月19日まではキャンペーンとして、通常価格から大人400円、小児200円割引となる。