公開中の映画『俺はまだ本気出してないだけ』の大ヒット御礼舞台あいさつが17日、東京・新宿ピカデリーで行われ、HKT48の指原莉乃、ムロツヨシ、福田雄一監督が出席した。

映画『俺はまだ本気出してないだけ』の大ヒット舞台あいさつに出席したHKT48の指原莉乃

映画史上最強にダメダメ主人公、大黒シズオを堤真一が熱演し、堤以外にも豪華なキャスティングで話題を集めた本作。15日の公開初日から間もないこの日、大ヒット御礼イベントが行われ、先日のAKB48総選挙で見事1位に輝いた指原莉乃が登場するとあって、多くの報道陣が詰め掛けた。

映画の舞台あいさつに立つのは、2012年9月に公開された『劇場版 ミューズの鏡~マイプリティドール~』以来となる指原は「私、女優として呼ばれると恥ずかしくてダメなんです」とへタレキャラ全開だったが、「今日は(総選挙)1位仕様にしてきました」とドヤ顔。同じ舞台に立った福田監督やムロから総選挙の話をふられると「1位になるとは全然考えていませんでした。本当にビックリです」と謙そんしながら、総選挙の模様を現地で見たという福田監督から「隣に(鈴木)福くんがいて、さっしーをずっと応援してたの。1位になった時に福くんとハイタッチしたんだけど、さっしーがゴンドラで1周した時に肩車した福くんが『さっしーこっち向いて!』と叫んでたら、前の観客がこっち向き始めてさ」と明かされると「うれしい~福くん! 大好き!」と感謝しきりだった。

本作での指原は、堤演じる主人公大黒シズオの担当編集者を熱演。福田監督から「あなたは自分の出演するシーンの前後しか台本を読まない」とツッコミを入れられた指原は「『ミューズ~』の時もそうだったんですけど、自分が出たところしか読んでいませんでした。全部読んでも理解できませんから」とその理由を説明し、「今日の舞台あいさつに向けて台本を改めて読み、流れで読むと自分が重要な役だと分りました」と反省の弁。そんな指原に福田監督は「それをあなたは全く理解せずに現場に臨んだんだよ。でもそういう指原が好きなんですけどね」とフォローするも、ムロは共演したことのある小嶋陽菜を引き合いに出して「こじはるは全部読んでたよ。俺はこじはる派(笑)」と否定していた。