グリーンハウスは6月3日、缶ビール用ハンディビアサーバー「コク泡 GH-BEERA」を発表した。ホワイトとブラックの2色が用意されており、ホワイトは6月上旬発売で、ブラックは6月中旬発売。価格はオープンで、推定市場価格は2,980円前後。
PCやモバイル機器の周辺機器メーカーというイメージが強いグリーンハウスだが、2012年8月よりキッチン用品分野にも進出しており、ソーダマシンやキッチンタイマー、ランチポットといった商品をリリースしている。
今回発表されたコク泡は、350ml/500mlの缶ビール専用のビールサーバー。グラスやジョッキにビールを注ぐときに、ビアホールのビールのような泡を作ることができる。泡にはビールを空気から遮断する効果があり、きめ細かく長持ちする泡はビールの味を引き立てる大きな要素だ。
家庭用のビアサーバーでは、炭酸ガスのボンベを利用して泡を作るものが一般的だが、コク泡では、超音波を利用して泡を形成。よりきめ細かな泡を作ることができる。
グリップの上に配置されたスイッチを押している間だけ、超音波によって泡が形成される。スイッチから指を離すと、普通にビールが注がれる。
電源は単3形電池×2本。約3時間30分の動作が可能で、缶1本につき10秒動作させた場合、約1,250本分の泡を作ることができる。ガスボンベが不要で消耗品は電池のみなので、運用も楽だ。注ぎ口から超音波発生ユニットを外すことができ、飲み物が触れる注ぎ口部分は水洗いが可能だ。本体サイズはW145×D78×H155mmで、重量は140g。